HOME4Uの評判や口コミを知って、「わたしも利用してみようかな」と思った方も多いはず。
でも、簡単ラクラクに不動産査定ができるだけに、HOME4Uで査定依頼するときのちょっとしたコツが必要になります。
普通にHOME4Uを使うだけでもいいのですが、じつは“ある3つのマル秘テクニック”を活用すると、よりスムーズに不動産売却ができるのです。
この記事では、HOME4Uの使い方をわかりやすく解説しながら、“ある3つのマル秘テクニック”についてもこっそりお伝えしていきます。
- 1円でも高く売りたい
- 周囲にバレずに売却したい
- 忙しい中で売却をする
といった方にはためになる内容だと思いますので、よろしければ、そのまま下にスクロールして読み進めてください。
それでは、まいりましょう。
スマイスターの使い方・やり方をわかりやすく解説!
HOME4Uの使い方と査定依頼をするやり方について、できるだけわかりやすく解説していきます。
HOME4Uで不動産一括査定を行う手順は以下の4ステップになります。
- 物件の住所を選択
- 物件情報を入力
- 査定結果の連絡先を入力
- 査定を依頼したい会社を選択
なかでもマル秘テクニックで不動産売却をスムーズに進められるポイントは、”物件情報を入力”に隠されています。
それでは、まいりましょう。
物件の住所を選択
まずは、HOME4Uの公式サイトにアクセス。
- 都道府県
- 市区町村
がプルダウンメニューが現れますので、あなたが売りたい不動産の情報を選択していきます。
選択し終わったら、「無料査定スタート」をクリック。
なお、プルダウンメニューが使いにくい、不動産に該当したものを探すのが面倒と言う方は、
郵便番号の入力をすれば、一発で査定スタートできますので、活用しましょう。
白内障を患った私にとっても目が疲れてしょうがない・・・。
HOME4Uは、そんな年配の人たちの気持ちをわかっているのか、とにかく文字が大きいくなっています。
プルダウンメニューを開くとわかりますが、HOME4Uは他の不動産会社と比較して文字が大きく、クリックもしやすいので、使い勝手は星3つです。
物件情報を入力
次は、物件情報を入力していきます。
- 物件の種類
(マンション一室/一戸建て/土地/ビル一室/店舗・事業所・倉庫/マンション一棟/アパート一棟/ビル一棟/その他) - 物件の所在地
- 専有面積
上記を入力していきます。
なお、専有面積はおおよそで入力しても査定結果には多く影響しませんので、注意書きにあるようにおおよそで構いません。
入力し終わったら、「次へ」をクリックします。
入力漏れ防止、次に入力する項目のナビゲーション機能を備えているだけですので、あまり気にしなくて大丈夫です。

- 間取り
- 築年数
- 現在の状況(居住中/賃貸中/空き家)
- あなたと物件の関係
(物件の名義人/名義人の家族・親族/共有名義/物件所有者の了承を得た代理人) - 不動産会社への要望(住み替え/賃貸/税金/法律/特になし)
上記を入力していきます。
間取りや築年数も大きく誤差がなければ、査定結果に影響しませんので、おおよそで構いません。
また、“不動産会社への要望“で気になる点にはチェックを入れましょう。
「売却か賃貸か」という部分を悩まれる売り主さんも多いので、もしあなたも「賃貸にした場合についても知りたい」という場合は、“賃貸した場合の相談もしたい”にレ点を入れてください。
わたしの場合は売却しか考えていなかったので、今回はチェックを入れていません。

- 査定の理由(住み替え/相続/住宅ローン/処分/離婚/転勤/売れない/高齢/その他)
- ご希望(高く売りたい/早く売りたい/検討)
- 査定の方法(机上査定/訪問査定)
- ご要望・ご質問
冒頭でもお話しした“HOME4Uの3つのマル秘テクニック”はココにあります。
ひとつずつ簡潔にお伝えしていきますね。
HOME4Uのマル秘テクニック その1
【ご希望欄は“話を聞いてから、どうするか検討したい”を選択せよ!】
ご希望欄には、
- 多少時間がかかっても、なるべく高く売りたい
- 多少安くなっても、なるべく早く売りたい
- 話を聞いてから、どうするか検討したい
の3つがありますが、なぜ元業界人の筆者は“話を聞いてから、どうするか検討したい”を選択したのか、わかりますか?
たとえば、「多少時間がかかっても、なるべく高く売りたい」を選択した場合、業者は時間のかかることを前提に査定価格を決定します。
通常、時間をかけて売却する場合は売り出し価格もかなり高くなります。
すると、不動産を売り出してもなかなか反応がでません。
ここでいう反応とは、問い合わせがあったり、本気で購入を検討している買い手が購入申請書を書いてくれたり、などのことを言います。
そして、不動産を売り出しても買い手の反応がないままだと、「いつまでも売れ残っているこの物件、いわくつき物件なのか?」と買い手に思われてしまいます。
いわゆる、風評被害です。
要するに、不動産売却を長期スパンで考えてしまうと、なかなか売れず、結局、相場以下の価格に値下げしないといけなくなってしまうのです。
ですので、不動産売却は長期スパンで考えるのではなく、3ヶ月以内に決着をつける意識の方が賢明でしょう。
今度は逆に、早く売れればいいのかという点がポイントになります。
「多少安くなっても、なるべく早く売りたい」を選択すると、業者はどのように思うでしょうか?
大半の業者は、「売り主が早く売りたいと言っているのだから、早く売るために査定価格も安く設定しよう」となってしまいます。
ほぼ確実に売れるであろう“相場以下の安い価格”に査定価格も調整されてしまうのです。
通常、査定価格を上方修正して高くすることはできないので、結局は相場以下の売却価格になってしまいます。
これでは、高く売りたいから不動産一括査定サイトのHOME4Uを利用しているのに、本末転倒になります。
「高く売りたい」「早く売りたい」などの事情がある方も多いはずですが、ここでは、
“話を聞いてから、どうするか検討したい”を選択するのが、元業界人の考えるベストチョイスです。
業者は、「高く売りたい」「早く売りたい」などの限定条件がない場合、各業者はそれぞれが持っている過去の実績より、“売れるであろう価格”を提示してくれます。
HOME4Uなどの不動産一括査定サイトで査定結果を提示する場合、競争原理が働きますので、
“売れるであろう価格”には、「頑張ればこの値段で売れる」という業者の意気込みも込められています。
要するに、「高く売りたい」「早く売りたい」などの限定条件はあえて提示しないことで、業者が本来持っているポテンシャルを確認できるのです。
とはいえ、事情があって「高く売りたい」「早く売りたい」などのご希望を持たれている方もいるはずです。
その場合は、“話を聞いてから、どうするか検討したい”を選択して査定結果をもらってから業者と今後の売り方を相談するとよいでしょう。
HOME4Uのマル秘テクニック その2
【査定方法は机上査定を選択せよ!】
査定方法は机上査定(簡易査定)と訪問査定の2種類がありますが、筆者は机上査定をオススメします。
HOME4Uの入力フォームでは、“※正確な価格を知りたい方は訪問査定を選択してください”とあるため、訪問査定を選択したくなりがちです。
ですが、基本的には机上査定(簡易査定)で十分です。
机上査定をおすすめする理由は、
- すべての業者に訪問査定の日程調整をする必要がなくなる
- 訪問されないため、周囲にバレずに内緒にできる
- 訪問査定よりも高値になる可能性がある
- そもそも、訪問査定と大差がない
- 訪問査定よりも査定結果がかなり早くわかる
特に、「できるだけ家族や近隣、同僚にバレずに家の価値が知りたい」という方は机上査定をオススメします。
複数社に訪問査定されると、スーツを着た営業マンが何度も家を出入りしますから、売却を検討していると周囲にバレないわけなくなりますからね。
とはいえ、「売り出しする前により正確な査定価格を知りたい」という方もいると思います。
そんな方は、まずは机上査定を行って、実際に売り出しをし始める直前に気になった業者にのみ訪問査定を受ける形の方がスムーズです。
HOME4Uのマル秘テクニック その3
【“ご要望・ご質問”欄を有効活用せよ!】
“ご要望・ご質問”欄には、売却するにあたって気になる点や心配な点などを各業者に発信できる項目になります。
今気になっていることは“ご要望・ご質問”欄に自由に記載しておきましょう。
また、オススメな使い方として以下のような内容を記載するのも良いでしょう。
- 周囲には内緒で査定したいので、連絡はメールのみで。
- 周囲に内緒で査定したいので、訪問査定のとき玄関口では不動産会社名を名乗らないでください。
- 査定結果は電話ではなくメールで伝えてほしい
- 電話の場合、平日の12:00~13:00にしてほしい
“ご要望・ご質問欄”を上手に活用して、業者に伝えたいことを示しましょう。
査定結果の連絡先を入力
次に、査定結果を誰に連絡するのか連絡先を入力していきます。
- お名前
- 年齢
- 電話番号
- メールアドレス
- 売却の希望時期
を入力していきます。
ポイントとして、メールアドレスは、パソコンで閲覧可能なものを記載した方がいいです。
なぜなら、業者とのやり取りの中で添付ファイルの必要になってくるケースもあるからです。
すべて入力し終えたら、「不動産会社の選択にすすむ」をクリックします。
査定を依頼したい会社を選択
査定を依頼したい会社にチェックを入れます。
気になる業者にチェックを入れましょう。
下にスクロールすると、いままでの入力内容の確認ができますので、修正が必要なければ、「査定を依頼する」をクリック。
あとは、各業者からの査定結果を待つだけです。
HOME4Uを賢く活用する「マル秘テクニック」まとめ
HOME4Uを賢く活用するマル秘テクニックをまとめます。
- ご希望欄は“話を聞いてから、どうするか検討したい”を選択
- 査定方法は机上査定を選択
- “ご要望・ご質問”欄を有効活用
これであなたも、HOME4Uを最大限うまく活用できるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
「より高く、より早く売りたい」
誰もがそう思うでしょう。
確かに高く、早く売れるに越したことはありません。
しかし、“不動産売却をどう進めていくのか”という環境づくりはもっと大切です。
なぜなら、不動産売却をするとき、多くの人はその後の生活にいろいろな悩みや不安を抱えているからです。
悩みや不安を抱えているなかで、
「業者の対応が悪い」
「なかなか売れずに不安が積もる一方だ」
「近所からの目線が痛い」
など、一種の余計な心配が重なってしまうと、それこそ体調を崩してしまいます。
わたしも実際にマンションを売却しましたが、「不動産売却は本当に環境が大事だな」と実感しています。
そんなより良い環境づくりをするためには、スタートダッシュをどう切るのかが大切です。
HOME4Uの使い方・やり方を知って、失敗せずに賢く不動産査定をしていきましょう。